Characters

自称"不良"。ただし基本的に面倒見が良く、頼られやすい性格な為に周囲からの認知度は低い。
決して頭が悪いというわけではないが色々と鈍いところがあり、英語勢のジョークについて行けないことも多いようである。喧嘩はそんなに強くない。主人公のお世話役。

「21世紀の光源氏」と称される変態教師。どこか古めかしい言い回しと、和服、若々しい見た目から年齢不詳の称号を欲しいままにしている。教師陣の中では最年長らしい。しかし、年上扱いは嫌い。
教育に関しても恋愛に関しても相当な手練れである様子で、積極的なアプローチも多い。大人の余裕を見せるが、独身。

明朗快活な交換留学生。現文の1歳上。実年齢より幼く見られることが多いが、本人は気にしていないようである。
勉強より何より遊ぶことに情熱を燃やし、楽しいことであるなら何でも、いつでもどこでも探しに出かけて行ってしまう。好きなものは弟と、お喋りと、弟。数学兄とは仲が悪い。

英語の弟。積極的で誰とも打ち解けることが出来る兄とは違い、口が悪く人を選ぶ性格。特に現代文とは犬猿の仲。
本来は素直な感性と人を思いやる心の持ち主だが、自分の気持ちを伝えることが苦手なためにそれが表に出ることは少ない。実際は結構な寂しがり屋。何でも率直に伝えてくる兄相手には調子が振るわないようである。

恐らく一番の常識人。ただし口数があまり多くはなく、無駄口を嫌う傾向にあるため会話は続かない。堅物。
人と接するのが苦手であるが、それが与えられた役割ならば仕方がないという思考の持ち主。結局はその性格から色々な面でストッパーとならざるをえない可哀想な人。どこか影がある。

日本生まれ、日本育ちのハーフ。ちょっぴり皮肉屋で、好き嫌いが激しい。好きでも嫌いでも一直線で、揺らぐことのないよく言えば一本気な性格。悪く言うならば両極端。
ちょっとしたすれ違いが大きな傷を作ることもあり、その急に起こる大きな変化から一緒に過ごしていても気の休まることは少ないが、その分毎度毎度新鮮な付き合いが出来るとも言える。

恋愛相談がお得意の清く正しいお姉様。校内校外を問わず古今東西色々なことに詳しく、その存在の心強さから姉御と慕われることも少なくはない。戸籍上の性別は男。
現社の弟子を自称し、彼のことを師匠と仰いでいるがその関係性は不明。昨今の爆発的なブームもあり、世界史のことが少し苦手な様子。

右手に煙草、左手に麻雀牌がデフォルトの不良教師。よく社会課研究室に生徒を連れ込んでは麻雀の相手をさせている。口癖は「だるい」「つらい」「かったるい」
教師陣では一番の年下だが、決してそのことにより教師としての質が落ちるということのない高い能力の持ち主。しかし極度のめんどくさがりであるため自分から行動を起こすことが少ない。

きひひ、が口癖。とにかく言動がぶっ飛んでいる為意思の疎通が図れないが、天井や床から突然現われて他人を驚かせることに生き甲斐を感じているようである。
その突飛な行動に隠れてわかりにくいが、自分の感情に非常に素直。どうやら大分複雑な環境下で育ったらしい。

そこそこのビジュアルと、常に何かを考えている思慮深い面に惹かれて近づくと結構な痛い目を見るくらいには頭のネジが緩んでいる。口癖は「エウレカ！（我、発見せり）」
思考の飛躍が激しく、傍からはとんちんかんなことを言っているようにしか見えないが自分なりの深い考えが存在するようである。

小さい頃から優秀な兄と比べられて育ったため、憧れとコンプレックスの塊となった少年。内向的な性格で、休み時間などは専ら一人で絵を描きながら過ごしているが、本当はもっとみんなと話がしたいと思っている。
兄がいる場では緊張のためか口数が激減する。いないとき、または兄の関係しない話のときには別人のように明るく話すが、関係ない状況の方が珍しい。

幼い頃から受け続けてきた英才教育の影響からか、馬鹿には興味がないと豪語して憚らない学園創立以来の秀才。その判断はたとえ身内であっても容赦がないし、そのことが他人を傷つけることになっても構わないと思っている。寧ろそれにより誰かが苦しむ様を見るのが好きなくらいのサディスト。それでも弟は彼なりのやり方で異常なほどに溺愛している模様。

努力が嫌いで、基本的に緩くだるくのびのびと生きている。それでも成績はかなりの上位という天才。そしてそんな自分が大好きで直す気もない弱ナルシスト。前生徒会長。
自分が楽しいと思ったことをとことん突き詰める職人気質だが、地に足つかない見た目と行動で八割誤解される。仮面は大切なもらい物らしく、教師から何を言われても外すことはない。

派手な見た目に反して、残念なくらいに引きこもりでオタク気質。普段は化学室から出ようともせず、暗い室内でやりたいことをやりたいようにして過ごしている。好きなことをしている時だけは多少会話が成り立つが、普段は極度の口下手で恥ずかしがり屋。
視力が低いため慢性的に目つきが悪く、そのことで怖がられるケースが多いためせめて見た目を明るくしようとした結果がこれらしい。心根は優しく、他人を気遣える善人。しかし前述の通り空回りも多い。

他と比べて柔らかな物腰と、基本的には穏やかな性格から生徒からの人望が厚い先生。動植物と縛ることが大好き。を、ではない。
何でもかんでも自分の目で確認しなければ納得出来ない質であるため、様々な場所に現れる。またその事からか、生徒達に関しても他の教師達より知っていることが多い。自室でわけのわからない生き物や植物の世話をしている。

マイペース、というより自分の世界があり取っ付きにくい印象のある少年。病弱なために保健室で勉強していることが多い。
星を見ることが好きで、よく保健室を抜け出しては屋上で倒れているところを救出される。あまり口数が多い方ではないが、物言いに容赦がないため一言一言が重い。なるべく他人に迷惑を掛けずに生きようとしているが、お節介な友人たちに囲まれてうまくいっていない。

独力で変人だらけの校内の平和を守る風紀委員長兼生徒会長。残念ながら、基本的にその権力は存在しないも同然である。
身長相応に中身も子どもであるが、生徒会長という自分の立場に相応しくなるべく日々精進している模様。ただしそれが実を結ぶことは希。お化けが大の苦手で、夜の見回りはすっぽかすか前会長や先生に任せることが常である。